「もののまわり」とは? ゼヒご覧ください。
2023.10.30
説明が難しいんですが…。
D & DEPARTMENT PROJECTという活動があります。
「日本と世界のロングライフデザイン」と「地域のロングライフデザイン」を発掘し、発信する。
というもので、日本各地、また一部海外にも拠点を設けて、
物販や飲食、出版、観光を通して、
「息の長い、その土地らしいデザイン」を広く紹介していくというものです。
京都にも「D & DEPARTMENT KYOTO SHOP」という拠点があります。
物販を行うギャラリーに加えて、地元食材を使う食堂も併設されています。
場所は真宗佛光寺派の本山、渋谷山 佛光寺の境内です。
そしてこの「D & DEPARTMENT PROJECT」が、
定期的に「もののまわり」というイベントを行っています。
「その土地に長く続くことをみんなで共有、活用し、未来につなげる」
という意図に沿った対象にスポットを当てるというものです。
この「もののまわり」の対象として、洸春陶苑に白羽の矢を立ててくださいました。
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京都有数の陶磁器産地として知られる日吉地域に窯を構える「洸春陶苑」の“まわり”をご紹介しています。
今回の展示では、洸春陶苑のまわりにある、京焼の産業としての歴史や技法などをギャラリー展示を通してご紹介するとともに、京都店の定番で販売しているお茶漬け椀やオリジナルマグカップに加え、この開催に合わせて誂えて頂いた器を販売します。
京焼には決まった土や技法の基準がありません。原料となる土が採りにくい京都は、都に集まるたくさんの貴族や茶人などの需要に応えるべく、各地の材料や技術を駆使して焼き物づくりを続け、手作業で行われる伝統的なものから、最新技術を取り入れた技法や染料など、時代にあわせて多様な広がりを見せてきました。そんな地域と共に柔軟に発達してきた個性溢れる京焼の魅力を、洸春窯の手仕事の美しさと共に感じていただければと思います。
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と、いうことで、京焼・清水焼きという歴史を持った器であること、
そしてその器を「長く使う」ための、欠けた器を修繕する金継ぎという技法なんかも、
今回、選んでいただいた理由なのだろうと思っています。
定番の商品に加えて、一部、このイベント用の商品も作陶しました。
(展示・販売している器は全て新品ですが)
まとめますと…
D & DEPARTMENT KYOTO SHOPというお店で、
土地や時代、また環境に、長く寄り添えるアイテムである器を、
期間限定で展示・販売しています、ということです!
ぜひ、お立ち寄りください。
—————–
洸春陶苑のもののまわり
日程:2023/10/19(木)~2023/11/27(月)
時間:11:00~18:00(水曜休)※最終日は17:00まで
場所:D & DEPARTMENT KYOTO SHOP
京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397(本山 佛光寺内)
075-343-3215
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