陶 歴Profile

高島慎一高島慎一

高島慎一たかしま しんいち

1972年京都市生まれ。1996年立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了。1998年京都市工業試験場窯業研修修了。1999年京都府立陶工高等専門校修了。同年、2代目高島洸春に師事。2005年3代目洸春を襲名。鮮やかな青や黄色が特徴の「交趾釉(本サイト内の『ヴィヴィッド』シリーズなど)」の旗手であり、また旧来の手法だけにこだわらず、海外の釉薬なども積極的に取り入れて作陶、入賞歴も多数。

「手がけている器は『作品』でもありますが、値段をお付けした以上は『商品』だと思っています 。美術品の要素はあるかもしれませんし、そう思って見ていただけるのはありがたいですが、眺めていただくより、使っていただきたいと思っています。使っていただいて、壊れてしまうのは仕方がないですし、むしろ本望です。各シリーズにはお分かりいただきやすいように英語(カタカナ)表記も使っていますけれども、ものによっては鈍色とか、茜色とか、日本らしい呼び方も美しいですね」。