- 美術品を作っている感覚はなくて、
器は、使ってもらってナンボかと。 - 「手がけている器は『作品』でもありますが、値段をお付けした以上は『商品』だと思っています 。美術品の要素はあるかもしれませんし、そう思って見ていただけるのはありがたいですが、眺めていただくより、使っていただきたいと思っています。使っていただいて、壊れてしまうのは仕方がないですし、むしろ本望です。
- 各シリーズにはお分かりいただきやすいように英語(カタカナ)表記も使っていますけれども、ものによっては鈍色とか、茜色とか、日本らしい呼び方も美しいですね」。
洸春陶苑の
うつわProduct
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- ヴィヴィッドVIVID SERIES
- 交趾焼(こうちやき)と呼ばれる京焼・清水焼の代表的な色、柄の器です。鮮やかな黄色や緑、青といった原色に近い色の組み合わせのものが多く、洸春陶苑が最も得意とする、窯の名代的な作品です。黒系の交趾焼など、変わった色目もあります。
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- ONEトーンONE TONE
- 模様がなく、単色の器です。ヴィヴィッドにあるような交趾焼の鮮やかな色で、全体を覆ったもの、もしくは内側は素の色で、外側を彩ったものが主になります。交趾焼では使わない釉薬を使った色のものもあります。
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- ホワイトWHITE
- 主に真っ白な器です。釉薬で光沢をつけ、薄く模様が入ったものもあります。円と菱を組み合わせた「七宝」という柄や、ポイントに銀彩をあしらったもの、また基本の白地に藍色の柄をほどこしたものも、このシリーズに入れています。
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- GOLD & SILVERGOLD & SILVER
- 器の中に、ポイントではなく、ある程度の面積を金や銀で彩ったものです。金彩、銀彩と言います。金彩・銀彩部分はザラッとした手触りで、いわゆる「金ピカ」ではなくマットな風合いです。ご婚礼、お祝いなどに。電子レンジのご使用はできません。ごめんなさい。
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- 赤備え・黒備えRED & BLACK
- 黒い器、朱の器、もしくは黒と朱の組み合わせ、さらに黒に銀彩、赤に金彩をほどこした器のシリーズです。「赤備え」とは、鎧甲を赤で揃えた武田信玄や井伊直政といった戦国武将が用いた装備で、そこに想を得たシリーズです。
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- スモーキーカラーSMOKY & EARTH COLOR
- ベージュやオリーブドラブなど、いわゆるアースカラーの器です。前に出すぎない色合い、マットでくすんだ色は、ナチュラル系の食卓と好相性です。木目の効いたカフェや、ウッドデッキなど、自然を感じるシチュエーションにも合うと思います。